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これまで、世の中のカロリー理論が全然実態に合っていないと思っていましたが、少し仮説を入れるとある程度理屈に合ってきました。取り敢えず、以下に示しておきます。
(あくまで経験から導いた持論です。エビデンスありませんので、ご了承ください。) 一般的なカロリー理論に、以下2つの視点を考慮すると、自分の生活の実態に合ってきます。 1.カロリー理論は、カロリーの足し引きで考えるケースが多い。しかし実際は、代謝(回転)の視点で考える方が実態に合っている。なぜなら、脳・筋・内臓の活動や新陳代謝など、ヒトの活動は全て循環器系であるからである。 例えば、脂肪燃焼を含めた循環器系の活性化のためには、炭水化物・糖分(つまりカロリー)が必要である。そうすると、カロリーを摂取する方がカロリーを多く消費する場合がある。これは、カロリーの足し引きでは説明できない。 2.一般的には、基礎代謝と運動量で消費カロリーを計算しており、脳の消費カロリーの変動を考慮していない。いくつかの論文を読んだ限りでは、脳の消費カロリーは約300kcal/日、そして脳は全体の2~3%しか使われていないと言われています。が、使い方によっては、脳を10%程度使っているのでは(?)と思います(仮説)。そうすると脳の消費カロリーは1,200kcal/日。一般的な計算より、消費カロリーが900kcal/日多くなる。 1.については、ある程度明らかだと思うので、ここでは議論しません。 2.については、例えば以前3か月ほど摂取カロリーを記録してみたのですが、私の場合、運動をしない日で約3,500kcal/日、ジョギングをする日は更に600kcal/10kmのカロリーを摂取していて、それで大体、体重が維持でした(62~63kg / 179cm)。 仕事で体力を使う事もほとんどありませんし、一般的なカロリー理論では、運動をしない場合の必要摂取カロリーは2,000~2,500kcal/日ですから、全然数字が合わないと思って記録を辞めました。ただ、2の仮説を考慮すると数字があってきました。 そして、脳を10%程度使っている(と思っている)場合は、以下の条件の場合です。 ・クリエイティブな脳の使い方で猛烈に仕事をしていると、上記理由により、脳の消費カロリーが900kcal/日、多くなる。 ・クリエイティブな脳の使い方とは、前例のない問題の原因究明・問題解決、前例のない事業・商品の戦略・企画の策定、その実現のためのマネジメント・アプローチなどである。記憶や経験からの問題解決、物事の暗記、物事の調査、情報処理等では、猛烈に脳を使っても消費カロリーが小さい。 実際、上記条件でマッキンゼーやボスコンの方と猛烈に問題解決のディスカッションをすると、1時間程で低血糖になって、運動もしていないのに歩くのもおぼつかなくなります。 (以前、糖分をとらないで2時間ディスカッションした時は、脳が疲労し過ぎて2日ほど頭痛が治りませんでした。。。) 以上、カロリー消費に悩んでいる人は、脳の消費カロリーに注目してみては? ただし、脳はブドウ糖(つまり、炭水化物からのカロリー)は消費しますが、脂肪やタンパク質由来のカロリーは消費しません。 私は個人的に脂っこいものや揚げ物が好きではなく、糖質由来のカロリー摂取がメインだからこそ成り立っている理論だと思いますので、あしからず(笑) |
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